03 ミュンヘン門(Münchener Tor)

これは、製塩所職員ヨーゼフ・グラーフ(Joseph Graf)が描いた1850年のマックス・ヨーゼフ広場(Max-Josefs-Platz)の鉛筆画です。広場の西端には二つの堀の間に建てられたミュンヘン門があり、この門が市場町への入り口でした。4年後、線路の敷地を確保するため、ミュンヘン門は市の4つの門のうち最初に取り壊されました。 1880年から1900年の間に、広場にあった邸宅はほぼすべて商業ビルに建て替えられ、それらの多くはさらに複数の住宅や商業施設に分割されます。その際、多くのファサードが19世紀後期のグリュンダーツァイト(Gründerzeit、「泡沫会社乱立時代」)と呼ばれる様式に改築されました。

現在地住所:マックス・ヨーゼフ広場14(Max-Josefs-Platz 14)